ほとんどの方が「丸編機(まるあみき)」という名前を始めてお聞きになったことでしょう。ですが同時に、ほとんどの方が当社の丸編機で編まれた製品を持っているかもしれません。そのくらい私たちの生活には欠かせない機械なのです。
丸編機はニット生地を生産する編機の一種。Tシャツやインナー等のカットソーを始め、車のシートやベッドマットレスなど、丸編機の生地(編地)は幅広い製品に利用されています。また、ジーンズやシャツといった今まで織物で作られていた製品がニットで作られるようになり、伸縮性が良い・シワが付きにくい等のニットの特性を得た、ストレッチジーンズ・ノンアイロンシャツなどの新たな定番アイテムが生まれるなど、近年ニットへの注目が高まっています。それに伴い、ニットの大量生産に適した丸編機の需要も益々拡大しているのです。
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福原グループ内には福原ニードル株式会社という丸編機用の針等を開発・生産する会社があり、編機本体と針を同じグループ内で製造しています。この体制は世界の丸編機メーカーで唯一のものです。
丸編機の発展には欠かせない新しい針の開発や改良が迅速に行えると共に、開発の秘匿性が高く情報流出のリスクが非常に少ないため独自技術への高い信頼性が保たれています。
これが世界でも他メーカーには無い福原グループの最大の強みです。
当社は最高品質のニット丸編機を製造し世界で認められてきました。「ニット工場に福原精機の丸編機があれば、それが品質保証となる」と言われるほどで、当社の技術が世界のニット製品の品質をリードしてきたといっても過言ではありません。
しかし、近年は廉価なアジアの後発メーカー品が台頭し、コスト面では非常に厳しい市場になってきています。そんな中でもやはりFUKUHARAの丸編機が良い、FUKUHARAでなければ駄目だと多くのお客様に選ばれ続け、特に丸編機の中でも電子柄編機というより高度な技術が求められる機種では、世界シェアトップの48%を誇ります。(※ITMFの2020年発表のデータより)
当社の丸編機は一つひとつが完全受注生産であり、ユーザーごとに異なる高度な要望にもきめ細かく対応しています。これからも繊維機械業界を牽引するリーディングカンパニーであるために日々、Made in JapanであるFUKUHARAブランドのプライドを持って更なる新技術・新製品の開発に努めています。
あなたも、誇りをもって世界に売り出せる製品を
一緒に生み出してみませんか?