株式会社福原精機製作所|世界トップシェアを誇る神戸の丸編機メーカー

人事担当者からのメッセージ(2月)

2月 如月。もうすぐ立春、季節は春を迎えますが春とは名ばかりの極寒の毎日が続いています。また依然として新型コロナウイルスが身近に存在しており収束には至っていません。くれぐれも、お身体ご自愛ください。さて学卒新入社員の受入まであと2カ月です。せっかく縁あって当社に入社されるのですから受入れる側としても万全の体制で臨まなければならないと思っています。今月はメッセージとしては短すぎますので少しだけ脱線した話をしたいと思います。「ブラック企業」もう耳にして久しい造語ですが、この期に及んでまだ毎日のように活字として見かけます。ブラック企業の考え方は様々なようですが「ブラック企業とは法の順守ができない、またはしない企業」というのが私の見解です。一般的には「コンプライアンス」と言われるもので、もともとは法令をきちんと守って企業を運営すべきという意味合いでしたが現代企業に求められるコンプライアンスは単に法令を遵守していれば良いというレベルにとどまらなくなりました。就業規則や業務マニュアルなどの社内規範はもちろん喫煙ルールなどの社会的な倫理規範などもその対象となってきています。それは社内だけにとどまらずスマホやSNSの普及により従業員の行動が社会的監視下におかれていると言っても過言ではありません。社名が入った社用車が信号無視をしている動画が動画サイトにアップされてその会社が謝罪することになった例が記憶に新しい所です。私は毎年、学生諸君に対してブラック企業についての話しをしていますがコンプライアンス(法令順守)の考え方は毎年進化しているように思います。それは企業を取り巻く法令が増えてきているからです。企業においてコンプライアンスは絶対です。新法成立や法改正も知らないでは済まされないのが企業です。私の座右の銘の一つに「天網恢恢疎にして漏らさず」があります。悪事や悪企みはいつかバレて、その報いを受けることになります。これから就職活動をする学生諸君においては企業選びの参考にしてください。